顧客の概要
顧客は、昆虫、幼虫、および感染症の媒介に焦点を当てた政府出資の研究プロジェクトを遂行している、イタリアの大学である。この研究は、感染症の拡大を招くおそれのある昆虫の個体群の早期発見と分析の改善を目指している

ビジネス課題
・ 本プロジェクトは視覚的データに大きく依存していた。大量の生物画像が収集されていたものの、分析やモデル学習に使用する前に、データを正確にアノテーションする必要があった。
・ 対象となるテーマが生物学と医学研究に関わるものであるため、顧客は、高度なアノテーションの技術的スキルと、専門領域特有門領域特有の機微やデータ取り扱いに対する深い理解を兼ね備えたベンダーを求めていた。

プロジェクト詳細
・ アノテーション対象:4種類の幼虫
・ アノテーション種類: 2Dバウンディングボックス
ソリューション
1. チーム編成:生物画像の処理経験を持つ10名のアノテーターからなるチームを編成。幼虫の定義、バウンディングボックスのルール、およびレビュー基準について顧客と合意させた。
2. ドメイン知識のトレーニング:幼虫とゴミやノイズ(破片・アーティファクト)を識別し、非常に小さい、または一部のみが見えている対象物に対して精密なバウンディングボックスを描くためのトレーニングを実施。
3. 実行・オペレーション:厳密に管理されたバッチ単位で画像のラベリングを実行。手戻りを防ぐため、アノテーターは自らセルフレビューを行い、不明瞭なケースは早い段階でフラグを立てて報告。
4. 品質保証(QA)のプロセス:4層のQAワークフロー(セルフチェック、相互レビュー、QAリードレビュー、最終検査)を導入し、98%の精度を確保。
5. 納品:進捗状況、対象物のカウント数、およびQAのステータス更新を伴う定期的なバッチ形式で、アノテーションデータを納品。
使用技術

主な結果




